【海外FX】XMのスプレッド一覧!スキャルピングに最適なのはゼロ口座とスタンダード口座どっち?
XMにはスタンダード口座、マイクロ口座、ゼロ口座の3種類の口座がありますが、スプレッドの広さは異なります。
※EUR/JPY=130円、GBP/JPY=148円でpipsに換算
XMPおよびゼロ口座の取引手数料を含めずにスプレッド比較した場合はこのようになります。
スタンダード口座とマイクロ口座のスプレッドは全く同じです。
スタンダード口座でもっともスプレッドが狭いのがUSD/JPYの1.6pips、もっともスプレッドが広いのがGBP/JPYの3.5pipsになります。
USD/JPYのスプレッドでもやや広めに感じますが、GBP/JPYになるとさらにその倍以上のスプレッドになってしまいます。
実際、GBP/JPYの取引をしようとするとこの広いスプレッドがかなりネックになります。
GBP/JPY自体は値動きの激しい通貨ですので、時間軸長めのスイングトレードであれば広いスプレッドも吸収することができますが、スキャルピングのような短期トレードには完全に不向きな通貨になってしまいます。
※1 USD/JPY=109円、EUR/JPY=130円、GBP/JPY=148円でpipsに換算
※2 手数料は売買1往復で10取引通貨発生する。ex) USD/JPY=$10、EUR/JPY=€10、GBP/JPY=£10
※3 XMPの計算はエリート=10万通貨につき20XMP付与として計算。ex) 20XMP/3=$6.67のボーナスとして使用できる。
スタンダード口座およびマイクロ口座についてはマイロイヤルティステータスがエリートであると仮定してスプレッドに反映させています。
エリートであれば10万通貨の取引につき20XMPもらえます。
XMPはXMP/3=$1のボーナスとして使うことができますので、10万通貨の取引で20XMPもらえるとすると、
※1 エリートで10万通貨で取引したとして20XMP = $0.5 = 60円として計算
※2 XMPはすべて現金として出金すると仮定
これがスタンダード口座(マイクロ口座)とゼロ口座の実質的なスプレッド比較となります。
どうでしょうか?
すべての主要通貨において、ゼロ口座の方がスプレッドが低くなっています。
なお、ボーナスの消失は考慮すると煩雑になるため、XMPはすべて現金として出金する場合でスプレッド比較をしました。
これにはもうひとつ理由があります。
XMでトレードする上で、安定的に利益を出すことができるのであればXMPは貯まり続けることになります。
貯まったXMPをボーナスに変換しても出金時に一定割合が消失してしまいますし、利益が出せるのであればわざわざXMPをボーナスに交換する必要もありませんよね。
つまりFX上級者であるほど、XMPは使い勝手が悪くなるということです。
この比較結果より、XMでトレードするのであればスタンダード口座(マイクロ口座)よりもゼロ口座を使う方がよいことがわかりました。
スキャルピングするのであれば、なおさらスプレッドの広さが問題となってきますので、スキャルピングするのであればゼロ口座を使うようにしましょう。
XMの口座開設手順についてわかりやすくまとめていますので参照ください。
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- スタンダード口座:スプレッド広め
- マイクロ口座:スタンダード口座とスプレッドは同じで広い
- ゼロ口座:スプレッドは最も低く、最小スプレッドはゼロ。その代わり、手数料が発生する。
目次
XMのスプレッドを一覧表比較してみる
XMでは主要通貨からマイナー通貨まで取引することができますが、今回は主要通貨についてスプレッドを一覧比較してみます。XMPおよび手数料を含まない場合の主要通貨スプレッド一覧
スタンダード口座 | マイクロ口座 | ゼロ口座 | |
---|---|---|---|
USD/JPY | 1.6 pips | 1.6 pips | 0.1 pips |
EUR/JPY | 2.6 pips | 2.6 pips | 0.6 pips |
EUR/USD | 2.1 pips | 2.1 pips | 0.13 pips |
EUR/GBP | 2.6 pips | 2.6 pips | 1.0 pips |
GBP/JPY | 3.5 pips | 3.5 pips | 0.9 pips |
GBP/USD | 3.4 pips | 3.4 pips | 0.74 pips |
XMPおよび手数料を含んだ場合の主要通貨スプレッド一覧
スタンダード口座 | マイクロ口座 | ゼロ口座 | |
---|---|---|---|
USD/JPY | 0.87 pips | 0.87 pips | 1.2 pips |
EUR/JPY | 1.87 pips | 1.87 pips | 1.9 pips |
EUR/USD | 1.37 pips | 1.37 pips | 1.43 pips |
EUR/GBP | 1.87 pips | 1.87 pips | 2.3 pips |
GBP/JPY | 2.77 pips | 2.77 pips | 2.38 pips |
GBP/USD | 2.67 pips | 2.67 pips | 2.22 pips |
- 20XMP / 3 = $6.67, 6.67 × 109円 = 727円 ⇒ 0.73pips
XMPはボーナスに交換できるが出金はできないデメリットあり
スタンダード口座(マイクロ口座)での取引で付与されるXMPはボーナスに交換して取引に使用することができます。 ボーナスとして使用する分には現金と等価の価値があり、最大レバレッジ888倍で取引することができます。 しかし、XMPには使い勝手の悪いデメリットがあります。口座から資金を出金する場合、出金する資金の割合分のボーナスが消失する
XMPはボーナスとして利用することができますが、口座から資金を出金する際に、出金する資金の割合分のボーナスを消失するという決まりがあります。
ex) 出金する際のボーナス消失
出金の際にボーナスが消失することを考えれば、XMPをボーナスに交換することを考慮したスプレッドよりも実質的なスプレッドは広くなることになります。
- 口座資金:10万円
- XMPから交換したボーナス:10万円
- 5万円 / 10万円 × 100 = 50%
- ボーナス10万円 × 50% = 5万円のボーナス消失
XMPを現金として出金することも可能だが換金率は非常に低い
マイロイヤルティステータスがダイアモンド以上になると、XMPはボーナスとして利用するだけではなく、出金することもできるようになります。 しかし、換金率はボーナスに交換するよりも非常に悪くなります。
ex) XMPを出金する場合の換金率
マイロイヤルティステータスがエリートだとすると40XMPをもらうためには20万通貨の取引をする必要があります。
しかし、20万通貨の取引で現金として出金できるのはわずかに1ドルです。
ボーナスに交換するのであれば13ドルになりますので非常に大きな差ですよね。
つまり、口座から資金を出金すると出金する資金の割合に応じてボーナスが消失すること、XMPを現金として出金する場合には換金率が非常に悪くなるという2つの見逃せないデメリットがあるんです。
この2つのデメリットを考慮してスプレッドを計算しなければスタンダード口座とゼロ口座の実質的なスプレッド比較はできません。
これがさきほど述べたカラクリです。
- XMPを出金する場合: XMP ÷ 40 = $1
- XMPをボーナスに交換する場合: XMP ÷ 3 = $1 XMPを現金として出金する場合は、ボーナスに交換する場合と比べて約1/13の換金率となる。
XMPを現金として出金する場合と手数料を含んだ場合の主要通貨スプレッド一覧
スタンダード口座 | マイクロ口座 | ゼロ口座 | |
---|---|---|---|
USD/JPY | 1.56 pips | 1.56 pips | 1.2 pips |
EUR/JPY | 2.54 pips | 2.54 pips | 1.9 pips |
EUR/USD | 2.04 pips | 2.04 pips | 1.43 pips |
EUR/GBP | 2.54 pips | 2.54 pips | 2.3 pips |
GBP/JPY | 3.44 pips | 3.44 pips | 2.38 pips |
GBP/USD | 3.34 pips | 3.34 pips | 2.22 pips |
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XMのゼロ口座についてわかりやすく解説
ゼロ口座の特徴
ZERO口座のZEROは最小スプレッドゼロを意味しますが、最小スプレッドがゼロである代わりに取引手数料が発生します。
往復で10取引通貨の手数料になるので2018/5月現在ではUSD/JPYを10万通貨取引したとすると、往復で約1100円の手数料が発生することになります。
手数料込みでスプレッドを考慮すると最小スプレッドは1.2pipsということになりますね。
手数料で1pips分取られてしまうのは惜しいですが、主要通貨の実質スプレッド比較からもわかるように、ゼロ口座がもっともスプレッドが狭くなっています。
ゼロ口座は口座開設直後から最小スプレッドで取引できるのも嬉しいところです。
- 最小スプレッド0
- 最大レバレッジ500倍
- 片道取引5通貨の手数料が発生し、往復取引で10通貨の手数料が発生する ex) 10万通貨の取引あたり、USD/JPY=$10、EUR/JPY=€10、GBP/JPY=£10 の手数料が発生
ゼロ口座の最大レバレッジは500倍
マイクロ口座やスタンダード口座は最大スプレッド888倍ですが、ゼロ口座の場合は最大レバレッジ500倍となります。 海外FXはレバレッジをかけてなんぼなので、888倍と500倍の差は大きいかもしれません。 しかし、常にフルレバでトレードする方なんてそういないんじゃないんでしょうか? 国内FXの場合は最大レバレッジ25倍であることを考えるとゼロ口座であっても20倍も差があります。 888倍で取引することができないのは残念ですが、利益を積み重ねていけば運用するレバレッジはおのずと下がってきますので割り切りましょう。 レバレッジ500倍よりもさらにハイレバレッジな取引を体感したい方は レバレッジ888倍のハイレバスキャルピングの威力を検証!海外FXは一獲千金の夢がある!を読んでみてください。レバレッジ888倍のハイレバスキャルピングの威力を検証!海外FXは一獲千金の夢がある!
日本国内のFXではレバレッジが25倍と決まっていますが、早ければ2018年中にもレバレッジ規制によりレバレッジが10倍までに規制され...
しっかりと把握しておきたいゼロ口座のメリットとデメリット
ゼロ口座はスプレッドが狭いだけではなく、スタンダード口座(マイクロ口座)と比べても大きなメリットがあります。 一方、デメリットもほんの少しだけあります。 でも、気にするまでもないデメリットです。 ゼロ口座でがっつりトレードするためにも、メリットとデメリットをしっかりと把握しておいてください。メリット:手数料は経費として扱うことが可能
ゼロ口座で取引する上でかならず発生してしまう手数料ですが、マイクロ口座やスタンダード口座では手数料分がスプレッドに含まれているとも考えられます。 スプレッドは確定申告の際に経費として計上することはできませんが、実は手数料については経費として扱うことができます。
1ヶ月で100万通貨の取引を行った場合
ここで行った計算は1ヶ月で100万通貨の取引を行った場合の手数料と、手数料に所得税を掛け合わせて浮かすことができる税金です。
海外FXで得た収益は雑所得で扱われますので、給与所得がある方は海外FXの収益がプラスである場合は給与所得と海外FXの収益を足し合わせた金額が総所得金額となります。
雑所得はマイナスになっても給与所得とは合算することができない点に注意が必要です。
つまり、ゼロ口座のメリットは手数料を経費として計上することで雑所得を抑えることができるということです。
マイクロ口座やスタンダード口座では手数料はスプレッドに含まれているようなものなので経費に含めることができませんが、ゼロ口座であれば経費に含めることができるます。
これは実質的に手数料に所得税を掛けた金額を節税しているのと同じことになります。
したがって、取引量が大きくなるほど節税効果も大きくなるということです。
年間で考えれば結構な額になってきますね。
- 100万通貨の取引で発生する手数料= $10 × 10回 =$100
- USD/JPY = 110円とした場合、$100 = 11000円
- 税率20%とした場合の11000円にかかる税金 = 2200円
デメリット:XMPがもらえない
マイクロ口座やスタンダード口座での取引では毎ロイヤルティステータスに応じてXMPが付与されますが、ゼロ口座の取引ではXMPは付与されません。 これがゼロ口座のデメリットです。 しかし、順調に利益を出すことができた場合はXMPがただ溜まっていくだけになることは先ほど述べたとおりです。 出金することもできますが、換金率がボーナスに交換する場合と比べて1/13になってしまいます。 ボーナスとして利用する場合も資金を出金する割合に応じてボーナスも消失してしまいます。 こういった点も考慮すると、ゼロ口座ではXMPがもらえないというデメリットがありますが、XMP自体が思ったほど使い勝手が良くない上、実質的なスプレッドもスタンダード口座よりもゼロ口座の方が狭くなるため、結果としてゼロ口座を使う方がメリットが多くなります。 XMPについての情報が気になる方はこちらの記事も読んでみてください。XMのマイロイヤルティステータスがDIAMONDにランクアップ!実質スプレッドがさらに狭くなって取引しやすくなりました!
コツコツ取引を続けてきた結果、XMのマイロイヤルティステータスがとうとうDIAMONDまでランクアップしました!
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XMのスプレッド比較まとめ
今回はXMで開設することができるマイクロ口座・スタンダート口座とゼロ口座のスプレッド比較してメリット・デメリットについてまとめました。 結果として、ゼロ口座はXMの口座の中で最小スプレッドで取引することが可能で、手数料も経費に含めることができるため雑所得を抑える節税効果も持っていることがわかりました。 唯一のデメリットといえば最大レバレッジが500倍ということくらいでしょうか? でも、500倍あれば十分なレバレッジだと思うので、ゼロ口座にデメリットなしということですね! みなさんもXMでの取引はゼロ口座を使うようにしましょう!スポンサーリンク