前回の更新からかなり空いてしまいましたが、理由はFXに没頭していたからです。
そして、タイトルから察してもらえるとは思いますが、やられました。
いやー、本当にFXは奥が深い。
でも、今回は単純なFXの難しさに加えて海外FXを利用したことによる
ロットの大きさも結構効いていると思っていますので、その辺も絡めて報告します。
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追証なしのゼロカットシステムは本当なのか?
まぁ、タイトルで
「本当でした」といっちゃってるんですが、海外FXの最大の魅力であるゼロカットシステムはちゃんと機能していました。
できれば身を持って体験するような事態にはなりたくはなかったんですが、フルレバで取引していれば簡単に起こってしまうということも理解しました。
ゼロカットシステムとは?
急な為替変動などにより口座残高がマイナスになってしまった場合、マイナス分をゼロにリセットするシステム
ゼロカットシステムと言ってはいますが、基本的には証拠金維持率が20%を切ってしまった段階でロスカットによって強制決済されてしまいますので、口座残高がゼロになる前に決済されます。
もしくは指標トレードなどをした場合に大きく窓を開けてしまった場合などは証拠金維持率20%を切った段階でロスカットすることは不可能ですので、そういった場合の救済手段がゼロカットシステムと言えます。
私が経験したのは単純に証拠金維持率が20%を切ったものでしたので、本当の意味でのゼロカットシステムとは違いますが、口座残高がマイナスになる現象にはなりました。
FOMCで指標トレードをした際に見事に逆方向に動いてしまい、ほぼフルレバ状態のポジションだったため
残高はマイナスになって決済されていました。
私が利用しているのはXMという海外ブローカーですが、こちらのブローカーでは入金した際にトレードにのみ利用できるボーナスがもらえるため、口座残高はマイナスでもボーナスが残っていて取引は可能という状況でした。
そこに、少額(1000円以下)の入金を行って口座残高を確認したところ、マイナスはリセットされましたのでゼロカットシステムが機能していることを確認できました。
マイナス残高になった場合は少額の入金でもマイナス残高をリセットすることができますが、
入金によってマイナス残高をリセットする場合には入金額からマイナス額を引かれた状態で口座に反映されます。
マイナス残高のリセットはカスタマーサポートを利用して連絡することでもリセットを行ってもらえますので、
入金によるマイナス残高リセットではなく、カスタマーサポート経由でのマイナス残高リセットをするようにしましょう。
ゼロカットシステムがあるからハイレバトレードができるという甘えが生まれる?
ゼロカットシステムが機能していることは確認できたため安心ではありましたが、ゼロカットされてしまうような状況に陥ったことは全くよいことではありません。(笑)
私はゼロカットシステムがあるからハイレバトレードでミスってしまっても大きな負債は追うことはないという甘えがありましたし、だからこそ指標トレードを行っていました。
結果として、こういった甘えた考えがゼロカットを生んでしまったんだと後悔しています。
ゼロカットシステムはあくまでもトレーダーが大きな負債を追ってしまわないための安全装置です。
ゼロカットありきでトレードしていては毎回のようにゼロカットされてしまうようになるかもしれませんので、ゼロカットシステムに引っかかってしまいそうな取引はしないことが1番大事だということを学びました。
ゼロカットシステムありきでの指標トレードの注意点
海外FXの売りはゼロカットシステムともいえるのですが、ゼロカットシステムがあるおかげで口座資金以上の損失を負うリスクが無くなっています。
つまり、
最大損失=口座資金という方程式が成り立ちます。
これを利用して重大指標の際にポジションをどちらかに絞ってフルレバレッジトレードをすることで
損失を限定しながら大きな利益を狙うことができますよね?
私はあまり深く考えずにやっていたのですが、これ
絶対にやってはダメです。
ゼロカットシステムで私たちのリスクは限定されますが、海外FX業者のリスクは増大しています。
重大指標などを狙ってフルレバレッジトレードをくり返すことは業者のリスクのみ増大することになりますよね?
たとえば、重大指標を狙って資金を入金し、フルレバレッジでポジションを持って、読みが当たれば利益を出金、外れれば資金を失うだけ、といったトレードをくり返すことを思いつく人が出てきます。
これは海外FX業者からすれば
不正取引とみなされて口座を凍結されてしまいます。
本人に悪意があったわけでなくとも、同じようなトレードを行って利益を出してしまった際に口座を凍結されないためにも、ゼロカットシステムを前提とした重大指標トレードなどの海外FX業者にとって不利益でしかないようなトレードは行わないようにしましょう。
私自身も一度指標トレードでゼロカットシステムに助けてもらって以降は、重大指標発表時などはゼロカットに合わないように気を付けてロット管理を行っています。
FXで大事なのはレバレッジの管理
今回の経験を踏まえて自分のロットを見直してみましたが、常にフルレバで臨んでいたため、自分の思惑と逆に大きく動いてしまった場合は一気に苦しい展開になっていました。
それこそ20pipsでも動いたらゼロカットされるようなレバレッジでしたので。
でも、これが全てだと思います。
20pipsの変動でゼロカットされてしまうようなロットで取引していればすぐにゼロカット=口座資金ゼロになってしまい追加入金が必要になってしまいます。
運用資金が潤沢にあり、追加入金可能であれば問題ないかもしれませんが、あまり多くない運用資金から捻出していた場合は1度のゼロカットが命取りになってしまいます。
海外FXの魅力はハイレバレッジではありますが、ロット管理を誤ればすぐに資金も底をついてしまいます。
結局は
適正なレバレッジで運用する、もしくは
少ない資金だけ入金してハイレバレッジで運用するというのがベストな方法ではないかと思います。
運用資金の一部をハイレバレッジで運用すれば、あまりの運用資金で別の投資活動もできますので、そいうった運用をすることがハイレバレッジの醍醐味だという理解に落ち着きました。
ゼロカットシステムに助けられるようなトレードを行わないように、レバレッジコントロールや適切な資金管理を行いながら上手く海外FXのハイレバレッジトレードと付き合っていきたいと思います。
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