期待値を積み続けることがスロットで勝つためのたった1つの必要条件
日本でもっとも簡単に始めやすいギャンブルといえばパチンコやスロットですね。
公営ギャンブルでもないのにこれほどまで街中に点在して溶け込んでしまっているのも不思議な気がします。
さて、入店可能な18才以上になると結構な割合で始めて、そしてハマってしまうパチンコやスロットですが、ギャンブル=負けるだけというイメージが先行しがちですが、公営ギャンブルよりも還元率が高く、コツさえつかんでしまえば勝ち組になることも簡単です。
とりわけ、スロットは特に勝ちやすいです。
私はスロットを初めてから年間トータルで負け越したことが2回しかありません。
1回目はスロットを始めたばかりでハマり台を追いかけていたシロート時代。(笑)
2回目は社会人1年目で自由にスロットをする時間が確保できずに、勝てない台をたくさん打ってしまった時です。
それ以外の年についてはすべてプラス収支で終えることができました。
ただし、社会人になってからは稼働日数もかなり少なくなったので月々でいえば数万円程度のプラスでしかありませんので、バリバリの現役世代(という表現が正しいかはわかりませんが…)に比べると大したことのない収支かもしれません。
それでも勝ち続けてプラス収支をキープしているということは事実です。
こんな私の立ち回りでもスロッターの役に立てることもあるかもしれませんので、私のスロット経験値を少しづつアウトプットしていこうかと思います。
目次 [非表示]
勝ち続けるために守りたい”期待値を積む”という感覚
まずは第1回目のスロット記事ということなので、今回はプロローグ的な位置づけでスロットで勝ち続けるための考え方についてまとめます。
スロットで楽しみながらお金も稼ぐことができればなんの文句もないのですが、そううまくいっていない方も多いはずです。
そんな方が勝ち組になるために意識してもらいたいのは期待値を積むことです。
これさえできればあなたも明日から勝ち組です。
逆にこれができないから負けてしまうということ。
スロットで勝ち続けるということは期待値を積むという作業をひたすら繰り返すことなんです。
機械割についての考え方
聖闘士星矢4 海皇覚醒 機械割
機械割 | |
---|---|
設定1 | 97.8% |
設定2 | 98.8% |
設定3 | 100.8% |
設定4 | 103.9% |
設定5 | 107.5% |
設定6 | 113.1% |
これは最近私がハマりまくっている聖闘士星矢4 海皇覚醒の機械割です。
機械割がわかると何G回すとこれだけの収支になりますよ、というのが計算できます。
機械割から回転数当たりの収支を計算する
700Gというのは1時間あたりの回転数の目安です。20スロで機械割が113.1%の台を700回転回した場合、
- 700G × 13.1% × 3枚 × 20円 = 5502円
- 5502円 ÷ 700G = 7.86円/回
つまり、聖闘士星矢の設定6であれば1時間あたり5502円の期待値が得られるということになります。
そして、この5502円を700Gで割ってあげることで1回転当たりの収支が7.86円のプラスであるということがわかります。
機械割を確認しながらスロットを打っているということは期待値を確認しながら打っているということと同じ意味であるということがわかりますね。
天井狙いやゾーン狙いの期待値の考え方
ここでも聖闘士星矢4を例に検討しますね。聖闘士星矢4はスルー天井狙いや不屈解放狙い、コスモポイント狙いなどたくさんの狙い目がありますが、それぞれの狙い目についての情報を検索すると必ず期待値が一緒に記載されていますよね。
この期待値についての考え方も理解しておきましょう。
聖闘士星矢4 不屈解放狙い 機械割
累積ポイント | 機械割 |
---|---|
40pt | 103.87% |
45pt | 109.44% |
50pt | 126.15% |
さて、なんで不屈解放選んだかな…素直に期待値のってるの選べばよかった…(笑)
えー、聖闘士星矢4で不屈狙いをする場合、不屈ポイントが40pt以上であることが確認された時点で機械割が103.87%であることが確定します。
ここでの期待値を積む作業の終了条件はARTの終了です。
設定6のSR(聖闘士ラッシュ)初当たり確率は1/683.1なので、便宜上638.1G回すことでART=SRに入ると仮定すると、
不屈狙い40ptの期待値
と計算することができます。- 683.1G × 3.87% × 3枚 × 20円 = 1586円
つまり、天井狙いやゾーン狙いは1回の試行回数に対しての期待値を積むことになります。
天井狙いであれば天井でのボーナス or ARTですし、ゾーン狙いであればボーナス or ARTのゲーム数解除の期待度が高いゲームのみを回すことを指します。
期待値を積む上で考慮したい時間効率と勝率
期待値の本質については理解できて来たと思いますが、期待値がある台=期待値プラスの台さえ打ち続けていれば勝ち組になることができるかといえば、厳密にいえばYESです。ただし、期待値狙いには注意してもらいたいポイントもいくつかあります。
時間効率を考えて期待値を積むべきかどうかを検討する
これはどういうことかというと、期待値がプラスの台を打ち続けることでたしかに勝つことはできますが、時給に直してみるととても安くなる可能性があるということです。たとえば、機械割が101%の台を1日(10時間)かけて7000G回す場合、
- 7000G × 1% ×3枚 × 20円 = 4200円
- 4200円 ÷ 10時間 = 420円
得られた期待値は4200円ですが、稼働時間は10時間なので時給420円ということになります。
問題はこの時給420円が十分ととるか少ないととるかです。
そのあたりはしっかりと考えながら稼働するようにしてください。
期待値の少ない台は勝率が低くなる
期待値を積もうと考えている台がAタイプなのか、AT(ART)機なのかでも変わってきますが、期待値が少ない台を打つ場合は勝率が低くなることにも注意してください。先ほどの機械割101%の台を7000G回したケースで考えると、期待値4200円なのでコインに直すと210枚です。
では1時間で700G回した場合に置きなおすと、
- 700G × 1% ×3枚 × 20円 = 420円
- 420円 ÷ 20円 = 21枚
期待値420円は1時間で21枚のプラスになるという計算になります。
21枚なんて数G回すだけでなくなることもありますよね?
つまり、これくらいの期待値の場合、得られた期待値なんて誤差の範囲で済んでしまいそうなくらいの期待値でしかないということなんです。
この21枚という期待値を100回くりかえせば2100枚なので期待値42000円ですね。
これくらいの試行回数があればプラスにはなっているでしょう。
しかし、期待値が少ない台ほど繰り返し、繰り返し稼働しないと収支としては安定しないということなので、注意が必要です。
忘れてはいけない換金ギャップ
最後に勝つために期待値を積む稼働をする上で忘れないで欲しいのが換金ギャップです。一昔前までは5.5枚交換とかのホールが多かったですが、最近増えてきているのは47枚貸しの50枚返しです。
換金ギャップの考え方
つまり、47枚貸し50枚返しのホールではサンドに1000円入れるたびに60円損しているということになります。
- 1000円で借りられるコインの枚数:47枚
- 1000円分の換金に必要なコインの枚数:50枚
- 1000円あたりの損失:60円
1万円投資したら600円の損です。
つまり、平均投資額が1万円で期待値が600円の台を打っても期待値はプラスマイナスゼロになるということです。
厳密にいうと、すでに他の台で出したコインを持っていたり、貯玉があったりして現金投資100%なんてことにはならないかもしれません。
しかし、換金ギャップについて理解していないと、期待値を積んでいるつもりが実は全く詰めていなかったり、実は期待値がマイナスの台で稼働してしまう可能性があるんです。
換金ギャップがあるお店で気を付けなければいけない台
換金ギャップがあるお店で期待値を積む場合は投資のかさみやすい台は避けた方が無難です。たとえば、聖闘士星矢4はARTの初当たり確率が重いので投資がかさみやすい台の代表例です。
不屈ポイントが40ptから不屈解放狙いで稼働した場合の期待値は1586円ですが、47枚貸しのホールであれば26000円投資した時点で期待値を食いつぶしてしまいます。
不屈解放狙いであった場合、26000円投資に達する可能性は結構あります。
このため、投資がかさみやすい台の期待値狙いをする場合は貯玉を活用して手数料を節約できるホールか、等価のホールでの稼働がおすすめです。
等価のホールなんてほとんどなくなってきているから現実は厳しいですけどね…
換金ギャップがあるお店でも期待値を積みやすい台
逆に換金ギャップがあっても攻めやすい台は持ちコインで遊戯できる確率が高くなりやすい台。つまり、Aタイプのような初当たりの軽い台ですね。
ルパン三世 世界解剖とかは一見AT機のような印象を受けますが、あれはほとんどAタイプに近いですし、1回の期待値狙いが160Gくらいで終わってしまいます。
コイン持ちは1000円あたり40.9Gとなっていますので4000円みておけば足りますね。
換金ギャップに左右されにくい台なので積極的に攻めやすいですね。
それでも1回の稼働で詰める期待値も少ないのでやはり貯玉の利用や等価ホールでの稼働がおすすめです。
まとめ
今回はスロットで勝ち組になるための基本的な考え方について説明しました。期待値や機械割についてしっかりと理解していれば、設定1だとわかっていてもヒキ勝負で稼働してしまうようなケースは確実に減るはずです。
逆に「この台、天井近いけど期待値いくらくらいかな?」なんてググることが増えてくるはずです。
こういった意識を持つだけでも負けにくくなりますし、そのうち期待値を積むという作業が習慣化するはずです。
スロットは1番勝ちやすいギャンブルです。
特別な知識がなくてもきっちり稼働することで勝てるようになるので、参考にしてください。
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