年度末の為替相場は大幅なドル安円高で終了
先週木曜日から金曜日にかけて大幅なドル高円安が進み、一時は112円台まで円安が進みました。
かなり強く円安方向に推移していましたので112円台あたりで底堅く推移するのかと思っていましたが、112円台なんてまだまだ遠い111.3円台で引けてしまいました。
私は送迎会でほとんど相場を見ることもできず、ある意味、被害は最小限となっていますが、どちらに動きたいのかはっきりしない相場になっていますね。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
円高はダドリー米ニューヨーク連銀総裁の発言由来?
金曜日は連銀総裁の発言が続いたことにより、円高に拍車がかかったのかな?と思われます。 まず、ダドリー米ニューヨーク連銀総裁の「金融政策を引き締める緊急性は強くない」という発言に始まり、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁の「利上げを急ぐ理由はない」という発言まであり、円高方向への動きが強まったようです。 また、31日(金)は月末・期末のロンドンフィキシングに絡んだ円買いもあった模様です。 とはいえ、結局は米長期金利の低下が主な円買い要因だったといえるのでしょうが、金利の低下は連銀総裁の発言によるところもあるでしょうし、何かが主な原因というわけではなく、複合的に円高が進んだと言えますね。 極めつけはトランプ首相の「中国との協議では深刻な問題に取り組む」という発言までありましたが、こちらは意外と影響は少なかったようです。来週の展望は?
先週までの展開だと110円割れを回避して一気に112円まで戻したあたり、底堅く推移するのかな?と思われましたが、半値戻しの111.3円と考えればまだ反発を期待してもよいのかもしれません。 とりあえず、軽く買い持ち(言ってみたかった(笑))で来週に期待したいと思います。スポンサーリンク