トランプノミクスの先行き不透明感からダウも日経もリスク回避売り
昨晩のトランプ政権始まって以来の大幅下落、ダウの大幅調整のおかげで日経も大暴落に見舞われました。
ドル円は朝方の仕掛け的な売りにより111.2円あたりまで円高が進みましたが、日本時間中は下げ渋る展開で112.4円あたりまで戻す場面もありました。
ロンドン時間になると一気に円高方向に加速し、ニューヨーク時間に入ると111円も割ってしまい、110.8円まで円高が進行しました。
全てはトランプノミクスの先行き不安によるところと利益確定売りのダブルパンチに因るところが大きいと思われます。
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目先は23日のオバマケアに焦点
ここ数日のドル円は完全に米10年物債券の金利に左右されています。 そこにつけて、ダウもリスク回避の調整売りが進むもんですからドル円も日経平均もそれに引っ張られる形で急ピッチな調整の始まりです。 ただし、本日のダウは下げ渋っていることもあり、111円付近での攻防が続いています。 目先は23日の米医療保険制度改革法(オバマケア)に関する議決が行われますが、否決される公算が高いということでトランプ政権のかねてよりの公約に黄色信号が灯っています。 入国制限の大統領令についても差し止めされていますし、なかなか公約通りに進んでいないことが不安感をあおっています。 そうなってくるとトランプ政権への期待だけで進んだ円安だったので巻き戻しも早くなります。 しばらくは米10年物国債金利とダウを睨んだ展開が続きそうです。ダウはまちまちでどっちつかずな展開
上ではダウは下げ渋っていると書きましたが、これを書いている間にプラテンまで行ってしまいました。 ドル円も同様に円安が進み、ホントに行ったり来たりな展開ですね… ここ数日は読めな過ぎてガンガン削られています… いやー、難しいですね。 少しづつ、地道に利益を重ねていくことを心がけないといけませんね。 まだまだ、ボラの高い相場が続くと思われますので逆指値だけはしっかりかけて持っていかれないように気をつけましょう。スポンサーリンク